2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

前回標幽賦を少し訳してみると書いたが、単純に何が書かれているのかだけを見るのであれば、どこまで訳す必要が有るのか少し疑問に感じている。実際に書かれている事を表面だけ見て行くのであれば別に訳す必要はないだろうし、内容に踏み込むと、どうしても…

大成において補瀉に関して集中的に書かれているのは四巻(本によっては五巻)の後半である。内経補、難経補瀉、と続く一連の部分だ。黄帝内経の世代から大成の書かれた時代までの補瀉の総纏め的な部分で、鍼灸治療における補瀉の観念がどのようにシフトした…

マクロに見て行くと書いておきながら想像以上にミクロな部分に突入してしまった前回だが、細かい部分に気になる場所が有ると調べて行かないと気が済まない性格なので大目に見ていただきたい。あと、手元に丁度辞書が有って、前々から気になっていた事を調べ…

先日、色々と思うところあって神田に出かけて辞典を購入してきた。今まで使っていたのは普通の日中辞典だったのだが、最近古典を原文のままに読む事が増えたために普通の辞典ではおいきれない部分が出てきてしまったのだ。今まではネットで調べてフォローし…